ブルーベリーの育て方
ブルーベリーの品種 -種類の紹介-
現在、日本で栽培種として流通しているブルーベリーの品種は100種類以上です。
大きく分けると、「ノーザン・ハイブッシュ系」・「サザン・ハイブッシュ系」・「ラビットアイ系」の3つに分けられます。
それぞれの特徴を紹介します。
ノーザン・ハイブッシュ系
「ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」は寒さに強く、マイナス20度にも耐えられます。
一方で、暑さにはやや弱い特徴を持っています。
果皮が薄くジューシー、果実は大きく、500円玉大の大きさになることもあります。
おすすめの品種(ビッグセブン)は以下です。
ブルーレイ:果実は大粒で酸味と甘味のバランスがGOOD!特に人気が高い。
ブルークロップ :風味がよく、果肉の締りが良い。ノーザン・ハイブッシュ系の代表品種
バークレイ:風味がよく、酸味が少なめで食べやすい。
ハーバート:果皮が薄く、果肉が非常に柔らかい。
コビル:酸味は強いが風味は非常に良い。
アーリーブルー:早生品種で、酸味は弱いが、風味に優れている。
コリンズ:甘みと酸味の調和がとれ風味が優れている。
「ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」は古くから愛され続けた優良な系統です。
サザン・ハイブッシュ系
「サザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」は1980年代「ノーザン・ハイブッシュ系」を暖地向きに品種改良したものです。
全体的に酸味が少なく、生食でも加熱加工してもおいしいです。
収穫(完熟期)の見極めをそれほど気にしなくて良いのも魅力です。
おすすめの品種は以下です。
オニール:甘みが強く、ジューシー。
ミスティ:酸味は抑えめで、芳香が独特。栽培の難易度は高い。
サンシャインブルー:自家受粉できるため、1本でも育てられる。実が高品質。
シャープブルー:甘さが目立つ。成長しやすい。
「サザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」は関東地方から沖縄まで栽培可能です。
ラビットアイ系
「ラビットアイ系ブルーベリー」のルーツは、アメリカの温暖な地域ジョージア州とフロリダ州周辺です。
全体的に丈夫で育てやすく、乾燥や高温にも強いです。
特に生食に向いています。
おすすめの品種は以下です。
ブライトウェル:中粒サイズがたくさん収穫できる。
オンズロー:種や皮の食感が残りにくい。
オースチン:歯ごたえがある。
ブルーシャワー:大粒で美味しく、よく育つ。
「ラビットアイ系ブルーベリー」は栽培地域に関わらず、収穫量が多い特徴を持っています。
- 2024.06.09
- 12:58
- ブルーベリーの育て方