ブルーベリーの育て方
ブルーベリーの育て方 | 受賞歴のある農園運営者が解説!
【初心者向け】ブルーベリーの木の育て方-苗の植え替え方法や肥料は?
この項目では、ブルーベリーの育て方について説明します。
初心者でも、ご自宅でも、ブルーベリーを美味しく育てるポイントをお伝えします。
[ブルーベリー栽培カレンダー]
ブルーベリーの1年間の栽培カレンダーはこのようになっています。
1月〜2月前半:剪定
2月後半〜3月:植え付けと植え替え・元肥(植え付け時に肥料を施す)
4月:受粉 マルチング(土の表面を有機物などで覆う)
5月:追肥(成長中に肥料を施す)
6月〜7月:収穫・追肥・剪定
7月〜8月:収穫・追肥
8月〜9月:収穫・追肥(収穫のお礼として肥料を施す)
10月〜11月:植え付けと植え替え
12月:剪定
剪定は1年に2回(冬季・夏季)行ないます。
収穫は6月〜9月の間で、品種によって時期が異なります。
元肥 冬期の休眠から覚めたブルーベリーに与えます。
追肥(成長中に肥料を施す)は1年に2〜3回少量で十分です。
最後の追肥は、収穫が終わった後にお礼としてあたえ、9月以降は肥料をあたえないようにします。
水やりに関しては基本的に日中を避け、1日1回、夏場は1日2回程度、様子を見ながらあたえましょう。
ブルーベリーは成長期に大変水を欲しがる果樹ですが、水はけが悪いと根腐れを起こし枯れてしまいます。
秋からは水やりを徐々に控え、冬期の休眠中は自然の雨に任せるか、乾いたようであれば水やりをします。
甘く瑞々しいブルーベリーの実を実らせるために、やること・時期を覚えておいてください。
ブルーベリーの苗の選び方
ブルーベリーは苗から育てます。
通販サイトやホームセンターで購入できますが、可能なら、自分の目で確かめほうが良いです。
前年から売れ残っている古い苗を買わないようにするためです。
古い苗は生育が悪く、普通に育てるよりも手間がかかってしまいます。
見分けるポイントは以下の3点です。
ラベルが黄ばんでいる・はがれている
成長の仕方が時期に合っていない(冬なのに花が咲いているなど)
根詰まりしている(店員に聞き、根を見せてもらいましょう)
枝が太い苗・挿し穂(挿し木の穂木)からよく枝が伸びている苗を選びましょう。
また、ブルーベリーは自家受粉植物ですが、自家不和合性(じかふわごうせい=自分の花粉で受粉しづらい特徴)を持っています。
そこで、2種類以上の品種を近くに植えることで、ミツバチ経由で受粉されやすくなります。
大きな果実をたくさん収穫したいなら、元気な苗かつ品種の違うものを購入しましょう。
育てる地域によって育つ品種が異なる
先述した通り、ブルーベリーの品種によって耐えられる寒さ・暑さが異なります。
北関東以北であれば、「ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」にします。
それ以南の温暖な地域では、「サザン・ハイブッシュ系ブルーベリー」・「ラビットアイ系ブルーベリー」がよく育ちます。
お住まいの気候に合わせて、品種を選びましょう。
何年ものの苗を買うべきか?
ブルーベリーは購入した苗の樹齢によって栽培1年目から収穫できます。
通常2年苗が販売されていますが、1年目から収穫してしまうと苗が弱り枯れてしまったり花が咲かなかったりする可能性が高いです。安く購入できる代わりに辛抱強くあと3年間育てましょう。
ゆっくり育てたい人は3年苗を購入し、あと2年間育てましょう。
その年から摘み取りたい人は5年苗を購入しましょう。
何年目のブルーベリーか分からないときはラベルで確認するか、店員に聞きましょう。
苗の植え付け方法
ブルーベリーの植え付けは真冬を避け、10月〜3月の間に行ないます。
ただ、寒さが厳しい時期を避けなければいけないため、温暖な地域では10月〜11月・寒冷地では2月〜3月が適しています。
植え付けには鉢植え(プランター)、地植え(庭植え)と2つの方法があります。
鉢植え(プランター)では、苗よりも一回り大きな鉢を用意しておきましょう。
鉢底石を敷き、3分の1程度の高さまで土を入れる
苗の根を軽くほぐし、鉢の中心に置く
ブルーベリー用土を入れ、隙間を埋める
たっぷり水やりをする
地植え(庭植え)では、日当たり・水はけの良い場所を選びましょう。
あらかじ・ピートモス(酸性・土壌改良材)をたっぷり混ぜて、耕しておくのがポイントです。
深さ30cm、直径〜50cmの穴を掘る
苗の根を軽くほぐし、穴の中心に置く
土を地面の高さより少し高く盛り付け、水はけを良くする
支柱を立てる
たっぷり水やりをする
乾燥防止として土の上にワラ・モミガラ・木材チップ・バークチップを覆う(マルチング)
鉢植え(プランター)の場合
鉢植え(プランター)のメリットは狭いスペースでもブルーベリーを育てられることです。
ブルーベリーは自家不和合性なので、沢山の実を収穫するために同系種を2本以上植えることをお勧めします。
しかし、鉢植え(プランター)なら庭に十分な広さが無くても、ベランダなどで2本同時に管理できます。
また、地植え(庭植え)とは違い移動できるのも魅力です。
常に日当たりの良い場所に移せば成長を促せますし、室内に入れて観賞用として楽しむことも可能です。
鉢植え(プランター)のデメリットとしては根詰まりが起こりやすい点が挙げられます。
ブルーベリーの根は横に広がるタイプなので、鉢の中で窮屈になってしまいます。
生育が遅れたり、苗が枯れたりするケースもあるため、鉢の大きさには注意しましょう。
また、2〜3年に1回の周期で植え替え(鉢上げ)するのも忘れないでください。
地植え(庭植え)の場合
地植え(庭植え)のメリットはのびのびと育ち、収穫量の増加が見込める点です。
大きくなっても2m前後と小型なので、庭に日当たりの良い場所が空いていたら検討してみてください。
ブルーベリーが秋(10月〜11月頃)に見せる紅葉はとても美しく、庭に彩りを与えてくれます。
同系種を2本以上植えれば実りやすく、また紅葉具合の違いも楽しめます。
デメリットとしては、土が合わないとすぐに悪くなってしまうことでしょう。
植え付けの前に、土にピートモス(酸性・土壌改良材)をたっぷり混ぜる必要があります。
20Lあたり約1,000~1,500円と高めですが、ブルーベリーが枯れてしまわないようにたっぷり使ってあげましょう。
ブルーベリーの用土、肥料を選ぶ基準-
ブルーベリーの原産地は北米大陸のアメリカとカナダの国境地域で、酸性土の栄養分が少ないピート層が堆積した土壌で自生していた植物です。
これを踏まえ、酸性の強いピートモスを用土にして育てなければなりません。
通常の野菜や果樹などを育てるときとは全く異なり、堆肥や有機肥料を大量にあたえると、木が弱り枯れてしまいます。
より大きく美味しい果実を収穫するために肥料は欠かせませんが、ブルーベリーは急激な栄養過多に弱い果樹です。
肥料としては、ピートモスを足してあげる方法と、観葉植物などに用いる時間をかけて少しずつ溶け出す粒上の「緩効性肥料」を少量ずつあげることです。
最後の追肥(お礼肥料)は、果実に養分を取られ弱った木のためにあげますが、寒冷地では、9月上旬までに終えるようにしましょう。
肥料により成長が続くと、未熟な新梢(新しく伸びた枝)が11月以降の寒さにより凍害を受け枯れる恐れがあります。
適切に肥料を与えれば木が健康になり、果実がつきやすくなります。
ただ、過剰に使用すると肥料やけ(根がしおれたり枯れたりする)が起こる可能性は高いです。
肥料と用土選びが難しいと感じるなら、ブルーベリーの用土、肥料として売り出されているものを選ぶのがおすすめです。
ピートモスをたっぷり含んだ、ブルーベリーが元気に育つ土を作りましょう。
マルチングとは?
「マルチング」はブルーベリーの生育環境を良くするために行ないます。
具体的には、土の表面をワラ・モミガラ・木材チップ・バークチップ・枯れ草などの有機物で覆うことです。
マルチングにはいくつかのメリットがあります。
乾燥防止(特に夏場)
雑草対策
コガネムシの発生・侵入予防
温度の安定化(特に冬の寒さ対策)
マルチングをしっかり施し、ブルーベリーの生育環境を改善しましょう。
ブルーベリー植え替え
ブルーベリーは植え替え(鉢増し・鉢上げ)をしないと、根詰まりを起こしてしまいます。
水分・養分を吸い上げる力が弱くなり、成長に悪影響を及ぼします。
そのため、2〜3年に1回の周期で11月または3月に植え替えしてあげましょう。
落葉しているので、剪定しやすく鉢を動かしやすい時期です。
方法は以下の通りです。
鉢から苗を引き抜き、根を軽くほぐす
一回り大きいサイズの鉢に、新しいブルーベリー用土を入れる
苗を鉢の中心に置く、この時に主幹を垂直にする
ブルーベリー用土を入れ、隙間を埋める
たっぷり水やりをする、ピートモスは最初水を吸い込みにくいので注意
ブルーベリーの葉や花だけでなく、根の様子も定期的に観察するのが大切です。
ブルーベリーの害虫対策
ブルーベリーの成長を妨げるのは、鳥・害虫・病気です。
せっかく大事に育てていても、気付かないうちに元気が無くなってしまうケースもあります。
事前に対策を取り、定期的に様子を観察し、ブルーベリーを守ってあげましょう。
鳥
甘くて美味しいブルーベリーは鳥に狙われやすいです。
ヒヨドリ・ムクドリ・スズメ・カラスが実を食べにやってきます。
対策としては、防鳥ネットが基本です。
支柱を立る
防鳥ネットにひもを通し、支柱に固定する
ブルーベリーを覆う
地面との間に隙間ができないようにひもで結ぶ
小さな鳥もすり抜けられない網目(20mm×20mm)以下のサイズをセットしましょう。
害虫
害虫はブルーベリーの幹・枝・葉・実を食い荒らします。
主な害虫は、
コガネムシ
コウモリガ
ハマキムシ
カイガラムシ
シンクイムシ
イラガなど
です。
害虫が来てしまう原因は、甘い匂いに引き寄せられている・マルチングの湿気を好んで住み着くの2つです。
対策には、
周辺の雑草を刈る
落下した実は腐敗する前に片付ける
風通しのいい場所に置く
葉が込み合ってきたら剪定する
根を掘り出し、幼虫を駆除する
最終的には、殺虫剤を使う
(農薬は、JAS法の有機農産物に使用可能な資材、また作物残留の心配のない資材、BT剤を使いましょう。)
などが有効です。
病気
ブルーベリーの病気は湿度が高いと発生しやすくなります。
葉が赤くなる・枯れてしまう・実がつかなくなる・カビが生えるといった症状が出ます。
主な病気は、
灰色かび病
マミーベリー(Mummy berry)
枝枯れ病
です。
対策は、農薬(殺菌剤)を使う・風通しを良くすることです。
病気になってしまった部分は剪定し、他の部分への感染を防ぎましょう。
ブルーベリーの収穫時期
ブルーベリーの花が咲くのは4月〜5月頃、2週間ほど開花時期が続きます。
その後6月から9月にかけて収穫できますが、品種によって熟す時期が異なります。
大まかなスケジュールは以下です。
6月〜7月:サザン・ハイブッシュ系
7月〜8月:ノーザン・ハイブッシュ系
8月〜9月:ラビットアイ系
ブルーベリーは1粒ずつ熟すので、状態を確認しましょう。
果実全体が黒っぽい青色になり、そこから5日程度経った頃が最適です。
おしり部分がピンク色・赤色の場合はまだ早いです。
また、実を軽く引っ張ってみて離れないようなら未熟です。
完熟していれば、弱い力でも自然と枝から離れます。
ブルーベリーの剪定方法
初心者にとって、ブルーベリーの剪定は難しいと思うかもしれません。
大きく美味しい実を実らせるためには、
枝が太い
上向きである
日当たりが良い
花芽の数が適切
といった条件をクリアしなければいけないためです。
また、その年の収穫だけではなく、翌年以降をイメージしながら枝を切り落とすことも重要です。
しかし、いくつかのポイントを押さえれば、初めての栽培でも成功するので安心してください。
詳細は剪定のやりかたの項目で詳しく説明しますが、基本的には太い枝を残し、細い枝を間引く作業です。
その際必要なものは剪定ばさみ・手袋だけです。
ブルーベリーはある程度枝が太くなるので、普通のはさみでは切りにくいです。
さらに、切れたとしても切り口がボロボロになるのでダメージが大きく、回復するまでにエネルギーを要します。
剪定ばさみは2,000円〜4,000円前後で売られているので、ひとつ購入しておきましょう。
では、剪定をする理由や具体的なやり方・コツを紹介します。
ブルーベリーの品質の8割は剪定で決まる
ブルーベリーの剪定には大きな意味を持っています。
今年実をつけたて弱った枝、つま楊枝ほどの細い枝、高く伸び過ぎた枝・横に広がり過ぎた枝・中心に向かって生え混み合っている内向枝を切ることで、
風通し・日当たりを良くし成長をうながし病害虫の発生を防ぐ、
花芽を減らし、実がつきすぎるのを防ぐ、
見た目を整え、コンパクトな樹形に育てる
などの効果が期待できます。
もし選定せずに成長しすぎると、全体に栄養が届かず、最悪の場合木が疲れてしまいます。
そのため無駄な枝を切り、1粒1粒の実に日光・養分を与えます。
上手く剪定すれば、大きくて甘い果実がたくさん収穫できます。
また、剪定のおかげで病気や害虫を遠ざけることができ、元気な木になるので、長年育てられるようになります。
来年・再来年の成長や実の付き方をイメージし、樹形全体のバランスを整えましょう。
剪定の時期
ブルーベリーは1年に2回剪定を行うのが一般的です。
剪定のコツは季節によって少し変わります。
1回目は夏季剪定(6月〜8月)です。
主な目的は成長しすぎた枝を切り、風通し・日当たりを良くすることです。
春からの成長で枝が込み合ってしまうと、病害虫が発生してしまいます。
重複している枝・内向きの枝・下向きの枝を切ると、だいぶすっきりします。
夏はブルーベリーにとって枝が伸びるタイミングなので、思い切り切り落としても問題ありません。
6月初旬に1度行って、混み合ってきたら再度剪定しても良いくらいです。
新しく伸びたシュートは適当な高さで摘芯することで、枝の分岐をうながします。
ただ、翌年に実をつける花芽は8月〜9月に葉の根元にできるので、枝先を切り詰めすぎないようにしましょう。
2回目の冬季剪定 本格的な剪定の時期は、(12月〜2月)です。
冬はブルーベリーにとって休眠期、つまりあまり成長しません。
暖かくなる前に整えれば、これから成長させたい枝・花芽に栄養を集中させることができます。
枝が腐っている・冷害や凍害を受けていると感じたら切ってしまいましょう。
実の数が多いと粒が小さくなるため、実がつきすぎるのを防ぎます。
剪定の時期(夏季剪定・冬季剪定)によって、主な目的が変わることを覚えておいてください。
剪定のやりかた
剪定のやりかたは植え付けからの年数によって異なります。
用意するものは剪定ばさみ・手袋です。
剪定ばさみは病気やウイルス感染を防止しするために、必ず作業前、または定期的にライターやバーナーで表面を炙りましょう。
2年苗の購入から1年〜2年はブルーベリーがどんどん成長します。
この時期は収穫ではなく、成長を優先しましょう。
葉芽(葉に育つ芽、トゲのように見える)を残し、花芽(開花後果実になる芽、枝の先端あたりのぷっくりした部分)が付いた枝の先端部分をすべて切ります。
切り落とせない花芽は、手でこすって落とします。
実ができてしまうと、まだ小さな木の体力が奪われてしまうためです。
長く栽培するために、ここはぐっと我慢しましょう。
5年目に入ったなえは、ブルーベリーの収穫に向けて花芽を残し剪定します。
花芽の目安は木全体で200個程度なので、つま楊枝ほどの細い枝についた花芽は枝ごと切ってしまって構いません。
また、混み合っている枝・枯れた枝を切り、太くて元気な枝を残します。
花芽がたくさんついた長い枝は3分の1程度を残し切り取ります。
全体を見て調整し、風通し・日当たりを良くしましょう。
加えて、
サッカー(ブルーベリーの枝が地面に近い位置から出ている枝)
シュート(ブルーベリーの根本から生えている枝)
も切ってしまいます。
栄養が枝に行ってしまっているためです。
適切に剪定していれば、しっかりとした大きな実がたくさんつくでしょう。
5年〜10年は背丈を調整します。
このあたりでは土台がしっかりしてきます。
2mほどの高さまで伸び、実の収穫が大変と感じ始めるためです。
古い枝・弱い枝・傷ついた枝を中心に、根本から切ります。
最終的には、しっかりとした枝を8〜10本のみ残します。
まとめ
初心者でも美味しい実をつけられる、ブルーベリーの育て方についてまとめました。
品種は「ノーザン・ハイブッシュ系」・「サザン・ハイブッシュ系」・「ラビットアイ系」の3つに分けられ、栽培に向いている地域が異なります。
ご自身の地域にあった品種の中から気に入ったものを選ばれるとよいと思います。
栽培カレンダーは以下の通りです。
1月〜2月前半:剪定
2月後半〜3月:植え付け・元肥(植え付け前に肥料を施す)
4月:人工受粉
5月:追肥(成長中に肥料を施す)
6月〜7月:収穫(サザン・ハイブッシュ系)
7月〜8月:収穫(ノーザン・ハイブッシュ系)
8月〜9月:収穫(ラビットアイ系)・追肥
10月〜11月:植え付け
12月:マルチング(土の表面を有機物などで覆う)
特に剪定は収穫量や味・今後の成長を左右するので、しっかり冬の間に取り組んでおきましょう。
手間暇をかけて栽培したブルーベリーの味は格別です!
ぜひ紹介したポイントを参考に、ご自宅で育ててみてください。
ブルーベリー農園 森の畑について
当農園「森の畑」では、ノーザン・ハイブッシュ系ブルーベリーをメインに鉢植え(プランター)で約8,000本ほど生産しています。
農園での生産(1次産業)から、ジャムなどの加工品の製造(2次産業)、通販サイトでの販売(3次産業)までを一貫して自社で行っている6次産業認定農家です。
2018年11月には農林水産省主催の『第21回全国農業担い手サミット in やまがた』というイベントにおいて、農林水産省経営局長賞(販売革新部門)を受賞することができました。
本記事の内容を通じて、少しでも多くの方にブルーベリーの栽培に興味を持っていただけたら大変幸いです。